香港ドルのFXをするメリットについて【ペッグ制投資法】

香港はイギリスから中国に返還されていますが、通貨は「元」ではなく「香港ドル」が使用されています。

香港ドルは米ドル・ペッグ制を採択し、値動きが同じになるという特徴があります。

ペッグ制とは

ペッグ制とは、元々は経済弱国の通貨を守るため、安定させるために採用されていましたが、現在の香港の立ち位置からすると、この制度がなくても問題がないと言えます。

FXで相場に参加をして、多くの人が取引をするのがユーロ/米ドルと米ドル/円の組み合わせだと言われています。

これは日本国内の取引に対してなので世界規模で考えると、ユーロ/米ドルが一番多く、次にはドルやユーロ、ポンドと組み合わせたペアが多いと想定できます。肝心の香港ドルは取引量が非常に少ないマイナー通貨ですが、実は意外にも人気があるのです。

香港ドルFXが人気な理由

その理由として、まず香港ドル/円の場合は値動きが米ドル/円とまったく同じなのに、7.75~7.85香港ドルの変動幅で収まる固定相場制となっている事から安定して取引できる安心感があるからです。

また、必要保証金が米ドル/円の1/4程度で取引できるので、少額から取引可能になるという事です。また値動きが激しい時でも、米ドル/円と比較して値幅も1/10程度なので、大損や強制ロスカットなどの心配も少ないはずです。

香港ドルFXのデメリット

一方で香港ドルのデメリットとしては、扱う会社が少ない、スワップポイントが少ないなどが上がります。特にスワップポイントに関しては長期取引をする個人投資家などから不満の声もあります。

理由としては、豪ドル/円などと比較すると1日の金利差から得る利益が半分以下になるからです。

しかし、スワップポイントの差は、他国の金利差と通貨の大きさがそもそも違うので、それだけで一概に文句は言えないと思います。それよりも深刻なのは取り扱う業者が少ない事で、2015年1月からはさらに多くの業者が取り扱いを中止にした事です。

ペッグ制を利用したトレード手法

しかし取り扱いが少ないからと危険とは言えないのが、香港ドルの特徴と言えます。

それは、今後の中国元の切り上げなどがあると、間違いなく香港ドルにも影響が出て、もしアメリカとのペッグ制が廃止される事になれば、間違いなく大きな値動きとなる事から、投資家の間では常に注目されている将来有望視されているマイナー通貨の中では、最も期待されている通貨なのです。

FX取引で一番の心配は、過去に例をみない大きな災害や不況に陥り、自分の想定以上の値動きをした時です。一夜にして大金が借金に変わる事も珍しくないのです。比較的安定している米ドル/円でも、楽観視は決してできないのです。

しかし、香港ドル/円のようなペッグ制なら、そのような大規模な変動リスクが関係ありません。

どんなに米ドルが暴騰・暴落をしても、一定幅でしか動かないのでそのリスクにおびえる心配が無用なのです。これが香港ドルでFXをする最大のメリットです。どんな手法よりも完璧な防御があるので、安心して攻めの取引が可能な通貨と言っても過言ではないでしょう。

さらに踏み込むと、前記したように米ドル/香港ドルは7.75~7.85の間でしか上下しないので、7.85付近まで上昇すれば売り、逆に7.75付近に下落したら買い建てをすれば、確実に利益を出すことが可能な通貨と言えるのです。

そんなチャンスは滅多に来ないと思うかも知れませんが、今年の1月などは世界経済が不安定になり、為替相場も予想以上に大きく変動をしました。その際は高値の7.83付近から一気に下落しているのです。それは上限が7.85と分かっているから、相場が大きく下落し米ドル/円など他の通貨の下落の要因にもなったのです。

香港ドルはマイナーな通貨ですし、取引をしている人が少なく、また扱う業者も減っている事から取引に躊躇する人も多いですが、人と同じ事をしても稼げないのが相場の世界です。独自の考えや手法が確立されているなら、間違いなく注目の通貨と言えます。

香港ドルのFXができるFX会社

ちなみに香港ドルのFXは現在のところヒロセ通商が取り扱っています。

円建てのHKD/JPY、米ドル建てのHKD/USDの両方とも取り扱っています。

参考:香港ドル(HKD)のFXをする方法とは?投資の魅力はあるか?

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