原油価格に連動する通貨はここ!価格が大きく変化する時は要注意

近時においては、この原油価格の下落が毎日のように注目されていますね。

原油1

上記は、この1年間の日本国内の「レギュラーガソリン」の1リットル当たりの値段の推移です。

2016年1月にとうとう1リットル当たり110円を切り、108.8円になりました。実は、このガソリン価格は、リーマンショックの後にも一気に下落したことがあります。2009年1月の時に1リットル=106円程度でした。

この現在の状態が安くなっていることがわかりますよね。

今、原油が下落している原因は、中国株、日本株、ニューヨーク株をはじめとする世界同時株安です。この「株安」により、世界の資源の需要が鈍ることが予想されて、投資家がこの原油への投資を控える人が増えたからです。

また、よく新聞、ニュースなどで見られる1バレル当たりの原油価格についてですが、現在は、1バレル=30ドルを割っている状態です。これは実に12年1か月ぶりの安さであり、異常値であるようにも見えます。※1バレル=158.97リットルです。

原油2

上記は、この原油価格の過去2年間の推移です。2014年4月~7月ぐらいまでは1バレル=100ドル以上で推移しております。その為、今のこの1バレル=30ドルを切ることは異常値として挙げられます。

しかし、私は、この現在の値段を異常値とは思いません。

近時においては、車のハイブリット化、電気自動車化も進んでおり、「実需」は確実に下がっているからです。

原油価格の適正価格などを調べてみると、実需価格はだいたい1バレル=30ドル台ぐらいが適正であるという意見もありますし、今まではこの投機筋の需要があったおかげで実態以上の値段がついていたのだと思われます。

ですので、この現在の原油価格は、投機需要のないある意味、「適正価格」と言えるのではないかと思っております。

さて、この「原油価格」が上がったり、下がると、どのような国の通貨が連動するのか?これは、いわゆる資源国と言われる国であり、具体的には、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、カナダドル、南アフリカランド、ノルウェークローナです。特に高金利通貨といわれている、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、南アフリカランドの下落が最近はものすごい勢いがあります。

南アフリカランド

原油3

オーストラリアドル

原油4

ニュージーランドドル

原油5

ここ最近の下落の勢いがわかりますよね。これは、今の原油価格の下落を見て、資源国の通貨を保有する投資家が、リスク回避で、手放していることがわかります。この手放した分は、安全資産である「円」に投資されています。

ちなみにこのような時は、本来はもう一つの安全資産である「ドル」も買われる傾向があるはずなのですが、現在は一方的に円が買われていますね。

上記3つの国は、金利も高い為、投機需要が多い通貨となっています。その為、今回のような世界情勢の不安、資源価格の下落が起きると、投資家が一気に売りに走ってしまうため、下落のスピードも大変早いことが特徴となっているようです。

ちなみにこのオーストラリアドルを見てみると、2007年10月31日は107.79円でした。これが、リーマンショックがあった2008年9月以降にものすごい勢いで暴落し、2009年1月21日は57.29円をつけました。1年半もしないうちに通貨の価値が半分になるというのは、ものすごい変化の激しい通貨であることがわかります。(尚、これは私の意見ですが、現在のオーストラリアドル、1ドル=80円前後も高いと思っています。昔、1ドル=80円位の時に旅行に行きましたが、レストランなどで食べた食事などが日本よりも1割~2割高かったです。感覚的な問題になりますが、1ドル=75円位が適正かなと思っております。)

もしかしたら、この投資家が売りに走っており、安値となっている今が、これらの資源国通貨に関しては、「買い」のポイントかもしれませんね。

参考:原油価格暴落は投資のチャンスか?【原油先物に少額から投資する方法】

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