トルコリラってどんな通貨?今後の相場はどう動く?投資する方法について

南アフリカランドやブラジルレアルと並んで高金利通貨として知られるトルコリラ。マイナー通貨ですが、スワップポイントを狙った投資も増えています。トルコリラとはどんな通貨なのか、今後の見通しを含めて紹介します。

トルコリラ2016トルコリラ/円チャート(出典:SBI証券)

トルコリラは高金利が魅力

トルコリラの政策金利は、2015年12月現在で7.5%。オーストラリアドルの金利が低下した今では、際立った高金利です。2008年10月には16.75%という驚くべき金利をつけていたことがあります。半分以下の水準にはなりましたが、世界的に金利が低下している金融情勢を考慮すれば十分な高金利です。

さて、FX にはスワップポイントという差額収入があります。2国通貨ペアには金利差があるため、低い金利の通貨を売って、高い金利の通貨を買うと、金利差にあたるスワップポイントを受け取ることができるのです。

トルコリラは高金利のため、スワップポイント狙いができる通貨として、FX投資家に人気の通貨でした。それが、最近の金利低下でやや人気が落ち、相場も下落しています。

歴史的安値圏のトルコリラ、どんな投資方法があるか

トルコリラの歴史を見ると、1990年代後半から2001年にかけて、トルコが経済危機に陥ったことがあります。

その理由がハイパーインフレと、財政赤字です。金融危機が起こった結果、2001年からは変動相場制に移行しました。2007年には100円だったトルコリラの相場は途中、旧トルコリラの100万リラを新トルコリラ1リラにするデノミを実施したり、リーマンショックが起こったりという経緯を経て2011年に40.28円の安値を付けました。

今はその水準も下回っているので、トルコリラはまさに歴史的安値圏にあるといえます。

トルコリラに投資する方法としては、FX、外債、外貨MMFなどがあります。このうち、外債は購入金額が高くなるので、1,000円以下から投資できる外貨MMFがおすすめ。

現在扱っている証券会社は、楽天証券SBI証券カブドットコム証券の3社です。

SBI証券では10通貨単位から投資することができるのでお手頃です。手数料が2.5円かかるものの、利回りが8.3%程度あるので、十分に収益をあげることができます。

ただ、手数料がほとんどかからないFXもおすすめです。FXに馴染みがあるのであればFXが一番おすすめですね。

参考:トルコリラFXで堅実にスワップ金利収入を稼ぐ方法を検証しました。

トルコリラの相場を動かす要因

どんな通貨であっても、それなりの材料があって動くものです。トルコリラが変動するには次のような要因があります。

①政策金利の変更……高金利による収益を見込んで、マクロ系ヘッジファンドがトルコリラを保有しています。金利が下がることは資金が逃げていくことを意味し、結果トルコリラが下落することになります。

②インフレ問題……もともとハイパーインフレの抑制策としてとられたのが、高金利政策ですので、インフレ率の上昇があれば、市場金利に影響を与える可能性があります。

③ギリシャ問題……トルコは地理的にギリシャに隣接しているため、ひとたびギリシャ問題が再燃すれば信用不安からトルコリラが売られるリスクが大きくなります。

トルコリラ/円、今後の見通し

さて、トルコリラ/円の今後の見通しですが、上のチャートを見てもわかる通り、直近の高値43.353円(2015年11月20日終値)から一貫して下落基調が続いています。

現在のトルコリラ/円の相場は38.809円(2016年1月13日終値)。ただ、トルコリラ/円はだいたい2か月くらいで流れが変わる展開が続いていることから、もうそろそろ上昇トレンドに転じる可能性があります。

前回上げ基調に転じたときは、直前のチャートがかなり煮詰まっていました。その実績を応用すれば、これから37~38円あたりで煮詰まって、チャートが横ばいになったら上昇のサインとみることができます。FX投資の面では、トルコリラ/円は利益をあげるチャンスが近づいているといえそうです。

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