スワップポイントが業者ごとに大きく違う理由について

スワップポイントというのは店頭FX業者との取引の中では実に不可解なもののひとつといえます。本来政策金利の差がポイントとして付与されるべきものなですが、業者ごとの付与状況を見ますとおよそそういう性格のものではないように思えるものです。この不思議が生じる原因について追ってみました。

スプレッドに利益を投入している業者はスワップが弱い

最近またドル円のスプレッド戦争が勃発しており、業者によっては取引インセンティブでキャッシュバックを行うJFXのように0.3銭を切るスプレッドにして提供するところも現れています。

しかしこの原則固定というのはある意味作られた設定であり、業者とカバー先のインターバンクの間では常にスプレッドは揺れうごいているのを平準化して提供しているわけです。

したがって少ない枚数ならばしっかり原則固定になりますが、1万通貨1000枚オーダーを出したとたんにオーダーが全数通らなくなるケースもあるのです。ユーザーの8割が集まるドル円取引に全力でスプレッドの狭い状況を作り出している業者の場合にはスワップポイントに力をいれていられないという事情がどうもあるようです。

つまりほとんどの原資をスプレッドに使いスワップポイントはあえてつけないという方針をうちだしているところも多くなっているのです。

そもそもスワップも業者とインターバンクとの交渉で決まっている

スワップ自体も業者とインターバンクとの間で決められているため、利上げになったから即日スワップが上がるわけでもないのです。このあたりも判りにくくしているといえますが、すべてはカバーをしているインターバンクとの交渉の中で生じるものなので、金利差ではありますが、金利差そのものが数字にって顧客に提供されているわけではないのです。

たとえばドル円でいいますとIG証券や海外の業者であるXMなどはドルを買っても円を買ってもどちらもマイナスのスワップになりポジションを保有しているかぎり引かれることとなります。

本来スワップの原則からいけばつかないことはあってもマイナスになることはないのですが、そういうことが起こるのです。もともとどの通貨で業者が決済しているのかといったことも微妙に絡むようですが、これなどは実に不可解なものの一つと言えます。

秀逸なのはオアンダの時間ごとにつくスワップ

オワンダは昔から面白いしくみを導入していますが、この会社の場合はオーバーナイトではなくても時間ごとにスワップがつく仕組みを導入しています。たとえば10時間保有していれば10時間分のスワップがつくことになるのです。これはかなり面白い方法だといえます。

透明性が高いのはくりっく365

クリック365は何のためにやっているのかよくわからないところもありましたが、ことスワップに関しては公明正大です。特に売っても買っても同じ分のスワップが引かれ足されるのは実に透明性が高いと言えます。スワップのことだけ考えるのなら今もっともしっかりしているのはクリック365と言える状況です。

ドル円ですらくりっく365ならしっかりスワップがつくわけで意外なバリューを発揮する口座でもあるのです。

しかしこうした条件の違いこそが相対契約の所以

スワップに関する店頭FX業者の不可解さはかなりのものではありますが、こうした条件の違いを納得して売買契約をするのが相対契約ならではの状況といえるのです。本来これほど条件がちがってはおかしいと思っても、それを含めて取引をするのが相対契約なのです。

スワップという形態自体もはやあまり儲かるものではなくなっていますが、それでも業者によってかなり異なるものであることは間違いありませんので、これからもこだわって売買していくのであれば条件のいい業者をしっかり選ぶことが重要になるのです。

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