FXで窓埋め投資法は有効か?窓埋めトレードの方法について

株式の世界では、取引時間外に想定外のことが起きますとギャップアップやギャップダウンというかたちで翌日の相場がはじまるがあります。これを窓空けと呼んでいます。

だいたいいいことが起きるケースは少なくギャップダウンが多いのが特徴ですが、為替の世界にもこの窓空けという状況が作り出されることがあるのです。

月曜日の早朝に為替で起きる窓空け

ご存知のように為替は月曜日の早朝から日本時間の土曜日の早朝までノンストップで動いていますがら暴落や暴騰という状況はあっても相場の値が大きく飛んではじまるのは月曜日の朝しかありえないことになります。

北半球の夏時間の場合、オセアニアでもっとも早く相場が開くのがニュージーランドのウエリントン市場になりますが朝4時スタートとなりますと、日本でFX取引をする場合ほとんどの業者が朝6時ないし7時からの取引スタートとなりますので数時間のギャップができることになり、この時間帯に思わぬ窓空けが実現してしまうことがあるのです。

投機筋の仕掛け売買や事件事故など突発的なものが原因の場合は埋めるのが基本

この窓空けは通常、投機筋などが土日をはさんで仕掛け的に買い上げたり売り込んだりして起きることが多くなります。

金曜日のNY市場などで週足として高値引けなどが起きると大きく上昇してはじまりギャップアップスタートとなることがありますし、雇用統計などの発表で大きく上がった相場が週空けに大きく下げて始まるということもあるのです。

こうした、言ってみればたいした理由もなくあげたり下げたりした相場はギャップを埋めに行く動きが多くなり、これを期待して反対売買をしておけばその分を比較的短期間で埋めるケースがあるのです。これを穴埋め投資法などと呼んでいます。また事件、事故などで市場が驚いて一時的にリスク回避などに動いた場合も比較的短時間に穴埋めの動きがでるため、こうした投資法が有効になるケースが増えます。

経済的な変化などの場合には埋めるまでに相当な時間がかかるケースも

ただし特定の国の金融政策や経済政策、政権交代、いきなりの利上げ、利下げといったことが絡みますと、開いたギャップがうまらないこともありますし、たとえ埋まっても半年から1年以上経つといったこともあるため、穴埋め投資法で逆張りにしてまっていて、とうとう埋まらなかったという笑うに笑えないことも起きることには注意が必要です。

まずなにが理由で窓空けしたのかしっかり把握することが肝要

こうした穴埋めに対応するためには、まず何が理由でこの状況が起きたのかをしっかり分析する必要があります。そしてそれが戻りそうな内容ならば底か天井を打ったところで反対売買をしてみることになります。

但し窓空け後の動きは三つのパターンに収斂されることになります。

  1. 完全に埋めるパターン
  2. 埋めに行くものの途中で埋め切らずに逆方向に動くパターン
  3. まったく埋めに行かないパターン

まったくうめに行かないパターンは一応の窓空け理由がみえてくればある程度判断できるものの、途中で挫折するケースは理由から判断するのはかなり難しくなることは理解しておいたほうがよさそうです。

実はしっかり窓が埋まらないケースのほうが市場ではもっとも多くなりますので、ある程度埋めたらよしとして利益確定してしまうのもひとつの考え方になります。株に比べますと為替のほうが窓埋めにかかる時間は短い傾向がありますが、こうした窓がまったく埋まらないというのはトレンド転換であることも考えられますので、それなりの注意も必要になってくるものなのです。

最近の変化の大きな相場状況では相場の転換点にギャップがでることも多くなりますから戻らないと見たら一旦損切りするといった臨機応変な対応が必要になります。

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