ポンド円の今後の為替の見通しについて

その昔、日本がまだ固定相場制であったころポンド円は1,000円という価格になっていましたが、変動相場制移行後の1982年にはほぼ400円に急落し、1995年の円高時には129円という値をつけるところまで下落したこともあった通貨です。リーマンショック後はドルとともに下落し、2009年1月には118円まで下落することになっています。

ポンド円

その後は一旦165円まで回復しましたが、さらにじりじり下値を伸ばすこととなり2011年9月には116,80円という最安値を更新するに至っています。

このようにポンド円の上下の価格を書き出したら切りがないほど値動きがあるのがこの通貨ペアの特徴といえ、動き始めたら一方に動くため結構痛い目にあったトレーダーも多い通貨ということができるのです。

ポンド円の今後の見通しについて

このポンド円がまた今大きく動き出そうとしています。ひとつはユーロ市場の中にありながらユーロという通貨を使っていないために、様々なEUの問題に引き込まれずに済んだということがありますし、オリンピック以降はかなり経済が停滞するかと考えられていたにも係わらず欧州の中では健闘する存在となっていることが通貨としてのポンドを支えているということができます。

また直近では不動産価格が上昇し、インフレ懸念もはっきりしてきていることから利上げが近いという市場イメージが定着し、BOEのカーニー総裁もそれを示唆するような発言をしたことからにわかにイールドハンティングの市場でポンド人気が高まるようになってきているのです。

しかも直近ではドルもユーロもまったく動かない相場状況となってきているため、特にポンドの動きは注目されるようになっており、ユーロとの中央銀行ベースでの政策の違いが鮮明化していることからポンドユーロも動きが顕著になってきているのです。

ポンド円はクロス円の仲間ではありますがポンドドル、ポンドユーロとの動きの中でテクニカル的に出てくる価格であるため、動きもかなり鮮明になることが多く、殆どは日本人しか取引をしない通貨でもあるため、もっぱら日本で注目を浴びている通貨となっています。

馴染みのないトレーダーにとっては取り付きにくい部分もありますが、逆張りではなくあくまで順張りで市場が動きだしたらその流れについていくという形で十分に利益を確保することができるのが大きな魅力であり、今後ポンド円に注目していくことが大きな利益機会をえるきっかけになると考えられています。まだこれまでポンド円の取引をされたことのない方はぜひチャートを眺めながら研究を重ねていかれることがお勧めです。

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