FXで借金をすることの可能性について

FXを始めるためにはある程度まとまった原資が必要になることは言うまでもありません。

もちろん1000通貨単位でこつこつとやっていくとも大切ですが、最低一万通貨以上で取引していくことが利益を大きく上げるための近道といえます。

しかし100万単位の資金を用意するのはそれなりに大変なことになります。

果たしてこうしたお金を借金してFXをすることは正しい選択でしょうか?

市場に残れるのは参加者全体の1割程度

まずFXでどのぐらいの利益が上げられるかです。

一般的には、FXをはじめて6ヶ月後に証拠金を維持して市場に残れる人は実に参加者の1割程度といわれています。

これまでに国内では累計で500万口座ほどが開設されていますが、現状でアクティブになっているのはほぼ80万口座ほどで、そのうち重複して開設している口座が多く見られますので、実際のアクティブユーザーは50万人程度ではないかと見られています。

つまり参加者の十分の一という数字はここでも符号することになるわけです。

したがって、まずはこの1割の利益を上げられる人になるかどうかが大変なポイントとなります。

毎月証拠金に対して10%~15%の利益が確保できれば上々

今やどこの業者に口座を開設しても個人投資家は25倍のレバレッジが最大ですから、短期間に1億円稼げるようになったというような原資の増やし方はなかなかできないものですが、たとえば100万円の証拠金があって1ヵ月10万稼ぐことができ、これが毎月コンスタントになれば120万円が利益となり原資を軽く超えることが出来るのです。

ただし負けることもありますから毎月コンスタントというのはなかなか難しいことになりますが、12ヶ月のうちの5割がこの数字に達成しただけでも60万円が確保できることになりますから原資の6割を稼ぐことができるのです。

これが毎月証拠金の15%稼ぐことができれば100万円で15万間ですから年間180万円の利益ということになります。

カードローンで100万円借りるとなると

一般的にカードローンで100万円を借りますと返済もしなくてはなりませんが、だいたい年間で15%の利息を支払いますから最大で115万円を支払うことになります。

上記の180万円といった利益が確保できれば、毎月の返済に利息を支払っても十分ペイすることができると考えられます。

しかし現実は本当にこんなにうまくいくものでしょうか?そこが大きな問題となります。

こう書いてしまうと実に簡単に利益を得ることができるように思えてしまいますが、実際には9割のプレーヤーが殆ど証拠金を無くして市場から退場しているのが現実です。つまり借金の返済だけが残るのが10人いれば9人の実情となるわけです。

ですから、もしどうしても借金をしてFXをするのであれば、返済ができる金額を借り入れることが重要になります。

つまりなにもなくなってしまっても返済可能なのが30万ならばその金額を上限として利用することが重要です。

借入可能額一杯利用してときに果たしてFXでの利益がなくても返済できることが明確にならないかぎりは、やはり借金をしてFXをするというのはかなりリスクが伴いますし、まして利益で返済することを計画するのは非常に危険です。

またしっかりとした資金管理をして闇雲に証拠金を減らさないこともきわめて重要です。

いざとなれば証拠金だけでも回収することで負担は利息分プラスα程度とすることもできるからです。

しかしいずれにしても年利15%程度のコストで資金を調達して利益を出して返済するためにはかなり定常的な利益の確保が必要となることだけはしっかり認識した上で実行されることを強くお勧めします。

FXでこうした利益を上げていくというのは想像以上にむずかしいものとなることだけは肝に銘じておく必要があります。最終的に残ったのはローンの残債ということも覚悟して臨んでいただきたいと思います。

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