FXのロスカットとはなに?どういうときになるのか?発動条件について

ロスカットとは、日本語では損切りのことをいいます。

これは株でも為替でも使われる言葉ですが、FXの世界では金融庁の方針ですべての国内で登録されている業者は証拠金が一定の額まで含み損で失われた段階で自動的に損切りを行う仕組みの導入を求められ、その指針にあわせて行われているものです。

海外の業者ではとにかく証拠金がなくなったらそれ以上は請求しない代わりに取引はおしまいとなる(参考:追証を求められないゼロカットの海外業者は本当に便利?【海外FX業者のリスク】)のですが、日本ではそれ以前の段階で強制的にロスカットを行うことが義務付けられています。

ロスカットのタイミング

具体的なロスカットのタイミングについては金融庁からの統一の規定はありませんが、基本的には証拠金内の範囲でロスカットをすることが求められています。

業者によっては証拠金維持率100%のタイミングで強制ロスカットになる規定にしているところもありますし、80%の維持率でロスカットになるケースもあります。

いずれにしても差し入れた証拠金を超える損失を出さないように設定することが義務付けられているのです。

したがって自分の開設した業者の口座がどうなっているのかについて事前にチェックしておくことが必要となります。

ロスカット前に行われるマージンコール

このロスカットはいきなり行われては流石に唐突過ぎるため、一定の含み損がでた段階でコーションをかける意味でマージンコールが出ることになっています。

これはメールで届くこともありますしツール上に表示されることもあります。通常はロスカットが証拠金維持率100%であれば120%到達時にマージンコールがでますし、80%でロスカットになる場合には100%時にマージンコールがでることもあります。

普通はこのタイミングで証拠金を積み増しすればコールは解消されることになりますが、そのまま証拠金を入れない状態にしておきますと、当初の予定どおりロスカットレベルに達した段階で自動的に損切りが行われることになります。

ここで注意しなくてはならないのは証拠金維持率100%といってもポジションを作るためにかかったコストをベースにしていますので、100万円証拠金を入れていてドル円1万通貨5つのポジションをもっていた場合にはロスカット時にはほぼ20万円程度しか残っていないことになるますので、8割方の証拠金が失われる勘定となるのです。

したがって、この業者設定のロスカットのお世話になるということはかなりリスクの高いものとなることについてはあらかじめ理解をしておく必要があります。

自主的なロスカットの目安

FXで常に勝ち続ける人達はかなりしっかりとした証拠金管理を行っています。一般的には証拠金の5%を超える含み損をかかえた場合には躊躇なく自主的なロスカットをするプレーヤーが多くなっています。

厳しい人になれば、証拠金の3%で損切りするケースもあるのです。特にスキャルピングなどでは1回にとれる金額が10PIPS以下であることが多いため悠長に30PIPS 以上の損失で損切りをしていたのでは1回の損切りを3回以上の売買で回復させなくてはならないため、非常に非効率になってしまうのです。

したがってちょっとポジションをもってみて駄目だと思ったら容赦なく切る投資家が多いのです。そのぐらい損切りには気をつかわなくてはならないものなのです。

自分で設定したルールに基づいてきっちりそれを守ることができる人だけがFXの世界では勝ち残ることができます。したがって、業者が設定するロスカットはその仕組みを知っておくことは役にたつものの、日常的にお世話になるべきしくみではないといえます。

むしろその前に自分でしっかりとした自主ルールに基づいて損切りをして証拠金管理をしていくことがFXで利益をあげていくためには極めて重要なのです。

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