半自動売買のベースのトレール注文の使い方について

最近、シストレとはまた別のトレール注文をベースにした半自動売買を提供するFX業者が増え始めています。

ストラテジーがブラックボックス化して何が起こるかよくわからないシストレよりも明解でわかりやすいというのがその大きな理由になっていると思われますが、そもそもこのトレール注文とはどのようなことを言うのでしょうか?

これを知っていれば、半自動売買でなくても実はかなり利用価値があるものなのです。

トレール注文の概要

このトレール注文というのは、為替相場の値動きに応じて注文価格が相場についていくという逆指値注文のことをいいます。

利益を伸ばしたいものの、万一逆方向に動きはじめたらしっかりと利食いをして利益を確保するというのがその大きな狙いとなっています。基本的に損失確定のために使われるため業者によってはトレールストップ注文などとも呼ばれているものなのです。

たとえばドル円を一旦114円で購入しトレースストップを1円に幅に設定した場合には、相場がそのまま上がらなければ113円ジャストで損切りとなりますが、その後相場が115円、116円と切りあがっていった場合には損切りのラインも一緒に切り上げることになるのです。

そしてこの切り上がったレートは下がることはありません。相場と一緒に下がったのではいつまで経っても損切りができなくなってしまうからです。

たとえが最終的に115円50銭まで上がって相場が下がり始めるとこの切り上がったストップとレールは114円50銭に設定されますので、そこまで下がったら利益確定ということになるわけです。したがって、114円よりは50銭多く利益を出しておしまいというのがこの仕組みです。

売りポジションの場合でもまったく同じで相場がさがっていくと一定幅に設定したトレールストップのラインも下がっていくことになります。

トレール注文の使い方

この方法を使えば、トレンドがでて相場が上昇しつづけたり下降し続けて戻ってこないうちは永遠に利益確定をしないで一定幅で損切りラインがついていきますので、たとえば10月後半の日銀の金融緩和発表のような場合で、一体どこまで相場があがるかわからないもので、しかもずっと相場状況を見てはいられないといったときに設定してあげると、相場の上昇に損切りラインもついていくことになりますので、見ていないときに万が一逆方向に下落しても当初設定のストップラインで食い止めてくれることになるというわけです。

30銭程度に設定することもできますし、大きく戻した1円程度に設定することも可能で、トレーダーの意向に基づいて設定が可能なのが魅力です。

通常の逆指値というのは一旦設定したらそこに留まったままですが、トレールであれば相場の動きについていきますので、上昇分の最低限確保したい利益は刈り取ることができるのが大きなポイントとなります。

半自動売買というのはこうした動きにIFDOCOなどを組み合わせて設定されているものですが、実は個人でそうしたサービスのない業者の裁量取引でも似たようなことはそれなりにできるというわけです。

さすがにいくつものポジションを自動的に買っていくということは出来ませんが、裁量取引の最初の部分だけ自分でやればあとは機械に任せるという方法も十分に考えられるわけです。

今やロジック利用の売買が非常に流行していますが、自分でしっかりとロジックを決めてこうした既存機能を使うことでもそれなりの便益性を発揮させることができるというわけです。

これが使いこなせるようになるとさらに業者が提供してくれる半自動売買もより効率的に活用できるようになりますので、一度じっくり研究してみることをお勧めします。またIFD,IFDOCOなどの取引との組み合わせをしますとさらに多角的な売買ができるようになるのです。

外為オンラインのiサイクル注文などもトレーリングストップな注文を自動でしてくれますので参考まで。

参考:外為オンラインのiサイクル注文の評判【メリット・デメリットを検証】

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