FXのスワップ金利とは何か?高金利スワップ通貨の注意点、デメリット

FXには通貨ペアの売買で差分の利益を得る投資法とともに金利の低い通貨を売って逆に高い通貨を買うと1日ごとにその金利差を獲得できるという投資法もあります。

これがスワップ金利もしくはスワップポイントと呼ばれるもので、ポジションを作ってから決済せずに買いもちもしくは売り持ちの状態にすることでニューヨークタイム(日本時間の翌日の朝5時)まで保有し続けることでこの金利が発生することになるのです。

高金利通貨を買った場合は1日のごとにスワップ金利も貰うことができますが、逆に高金利通貨を売った場合にはトレーダーが支払うことを余儀なくされます。

国の政策金利の差ですから、どこの業者でも同じ数字になってしかるべきなのですが、実は業者ごとにこのスワップ金利はかなり異なるものになります。

これは、スワップポイントに業者が利益を載せたり引いたりしているからで、高金利通貨を買ったときのポイントと売ったときのポイントが結構異なるのもこうしたことが原因となっているのです。

スワップの金額は業者ごとに違う

たとえば日本人トレーダーにもっとも人気のある高金利通貨の豪ドル円の組み合わせでは買いのポジションを保有していれば、1日85円程度のスワップポイントを提供してくれる業者もいれば45円程度しか提供してくれない業者もいるといった具合で、かなり異なることになるのです。

また通貨ペアの設定によってもこのスワップ金利は異なります。

最近国内で人気なのはトルコリラ円のスワップポイントで高いところでは85円以上のポイントをつけてくれるようになっています。このトルコリラ円の場合1トルコリラが48円前後ですから豪ドルの半分ぐらいのコストとなりますので、かなりお得であることがわかります。

また同じトルコリラでもトルコリラ米ドルの組み合わせならば200円以上のスワップポイントがつく会社もあります。

つまり同じ1万通貨のスワップポイントと言ってももともとの通貨のコストとの比較で考えませんとどれがもっとも有利かということは金額だけではいえないものとなります。

そのほか国内では南アランド円も人気の通貨ペアとなっています。こちらは1ランド10円弱ですから、さらにコストは安いものとなるのです。

参考:FX高スワップ金利比較【スワップ金利で稼ぐのにおすすめの通貨ペアとは】

高金利スワップ通貨の注意点、デメリット

ただし、気をつけておかなくてはならないのが、こうした高金利通貨の売買についてです。

世界的に先進各国は低金利時代を迎えており、ドル円と売っても買っても、ユーロドルを売っても買ってもほとんどスワップポイントなどは期待できるような状況ではないわけですが、その中で高い金利を誇っている通貨というのはインフレ率が高かったり、貿易赤字の大きな国であったりと国自体のリスクが伴うことが多く、特に新興国ですと、期待どおりスワップ金利は稼げたものの、通貨自体の価格が半分になってしまうといったリスクも発生する可能性があることだけは気をつける必要があります。

したがって、実際にスワップ金利狙いで売買する時にはレバレッジを下げるといった方法も考えられるわけです。

25倍のレバレッジで通貨自体が半額になってしまうような時にはかなりの追証を求められることになりますからせっかくのスワップポイントも稼いだうちに入らなくなることが考えられるため、あえてレバレッジを下げて大きなリスクをとらないという方法もあるのです。

こうして考えてくると、豪ドル円やNZドル円といった通貨ペアはそれほど大きな通貨リスクがないだけに国内での個人投資家が積極的に利用する通貨であることがよくわかります。

最近では豪ドルもNZドルもボラティリティは大きくなってきていますが、下げた時にうまく円との組み合わせで購入することができれば、スワップポイントも含めてしっかり稼いでいくことができるようになるのです。

参考:目指せ!FXでスワップ金利生活

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