2014年9月8日の週の広範なドル買いはアリババ上場と関係あり?

2014年9月8日の週からご存知のとおりさしたる理由もないままに急激にドルが上昇をしています。これはドル円は元より、かなり広範な通貨ペアでの上げを記録しており、根底には米国のテーパリング後の利上げ観測が影響しているとはされているものの、関係筋の間ではなにかドルを購入しなくてはならない需要があるのではないかという話がささやかれ始めています。

もちろんユーロの利下げやイギリスにおけるスコットランド独立問題など、ドルに逃げ込みたくなるネタが各通貨で奇しくも摘みあがった結果であることは間違いありませんが、それにしてもドルインデックスは上がりすぎの気配を見せています。

アリババ

実情はわからないわけですが、ひとつ話題に上っているのがアリババの状況に関係したドルの調達なのではないかという説です。

アリババの上場による影響

すでにアリババは2014年9月19には正式にIPOを果たすことになりそうですが、時価総額はなんと22兆円ということで、しかも内容は中国企業ですから海外の投資家からの購買需要もかなり高いのではないかという話がでてきています。

すべての株式がIPOで資金調達するものではなく、すでに発行済みの株式もあるはずですが、仮に半分以下としても10兆円、しかもそのかなりの部分を米国以外の資金が賄おうとしているのであれば、アリババ特需である可能性は十分にあるといえます。9月15日の週はFOMCもあるため、アリババに起因するものなのかどうかはなかなか判断のつきにくいものがありますが、可能性は否定できないといえます。特に指標もないままにここまでドルが広範に買いあがりドルインデックスがもはやピークに差し掛かっているのはかなり独特の状況といえるものがあります。

最終的にアリババのIPOと米国外からの調達金額を見比べてみるとある程度は類推できる可能性もありますが、今回中国からの買い入れもかなり大きくなることが予想されており、ドル爆騰アリババIPO説も確かにまだ完全には否定しきれない状況となっています。

もっともこれでダウが本当に今のレベルを維持することができるかどうかはなかなか微妙なものがあり、そもそもアリババのIPOがうまくいくのかどうかにも繋がる問題が残されていることだけは確かな状況です。9月に入ってから突如としてマーケットが激しく動きはじめていますが、一旦落ち着くのかさらに大きな動きになっていくのかについては目を離すことができない状況が続きそうです。

ちなみに過去2回のQE終焉時には少なくとも15%以上に上る株価の下落が起きており、今年の9月末から10月にかけてがそのターゲットとなるタイミングであることだけは間違いない状況です。

参考:アリババのIPOとFXの関係

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